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2020.10.2

令和2年10月の言葉 新自由主義とコロナ

新自由主義がアメリカ・日本の空を覆っている。

新自由主義は、私たちが暮らす社会を個人単位に細分化し、一人ひとりの自由を最大限尊重するという思想であるから、各自の共同価値を重点に置いていない。

人間同士の社会的なつながりは、新自由主義が唱える利益の追求という大義のまえに、社会的動物としての人間は解体されてしまった。

人間は一緒に集まって共同作業をしたり、話をしたりする動物である。

すなわち、考えやアイデアを交換し、それが様々な発想やイノベーションのもとになり、こうした営みが人類の発展に繋がってきた。

このような人類の社会性は、新自由主義と同様にコロナ禍の「ソーシャルディスタンス」、あるいは「三密排除」のなかで決定的に破壊された。

ここまで考えたとき

新自由主義に対して、天からの啓示(昔から人々は天災、疫病等は神仏からの警告・怒りとして、それを鎮めるために神社を造営し祭事を行った。)として

コロナが現れたと言ってはあまりにも非科学的な話でしょうか。