不易流行(ふえきりゅうこう)とは、いつまでも変わらない本質的なもの(不易)と、
時代の変化とともに移り変わるもの(流行)の両方を大切にし、両者の調和を図る考え方です。
江戸時代の俳人である松尾芭蕉の言葉として知られ、俳諧の理念の一つとして提唱されました。
この考えは、伝統を守りながらも革新を取り入れていくことで、文化や学問、事業などが発展していくことを示しています。
変わらない本質を知らなければ基礎は確立しないが、新しい変化を取り入れなければ進歩がないということです。
企業が守るべき本質を大切にしつつ、時代の変化に合わせて新しい技術や経営手法を取り入れていくことにも通じます。